タイトル | : 行ってきました パリ チョコレートフェア 2005/10 |
投稿日 | : 2005/11/20(Sun) 20:12 |
投稿者 | : tarte_framboise |
(アクセス方法)
会場は ポルト・ドゥ・ヴェルサイユにある、パリ・エキスポ内ホール5。メトロ14号線ポルト・ドゥ・ヴェルサイユが一番近い。
宿のすぐそばから80番のバスが出ていたので、80番バスを利用。ポルト・ドゥ・ヴェルサイユ下車、徒歩5分。ポルト・ドゥ・ヴェルサイユでのバス乗り場・下り場が道路工事のため変わっていた。
下りる際はアナウンスがあるのでわかるし、運転手さんに「ポルト・ドゥ・ヴェルサイユで下ります」言うと、ポルト(門)そのものは、はあちら方向ですよと、降車時に指で指し示してくれたので、よかったが、復路の乗り場がわかりにくいのには困った。
乗り場変更の張り紙があったが、張り紙通りの場所に、バスはおらず、道行く男性にきくと、そのバスなら向こうに停車しているあれだ、乗れと。張り紙の表示よりも、バスはもう少し進行方向に停車して待機していた。彼がいなかったら、その次のバスがくるまで、自分では気付かなかった。
(入場料)
FNACを通したため予約手数料こみ13.53euro。クレジットカードでオンライン購入し、FNAC店頭で引き取った。会場でチケットを買う場合は12euro
(内部の雰囲気)
大変混雑して、賑わっていた。
チケット売り場が混むときいていたので、切符をオンライン購入してあった。行ったのは最終日の開始時間10時を15分ほどすぎた頃で、4つほどのチケットブースにはそれぞれ4、5人ほどしか並んでおらず、これなら予約することもなかったかと思ったが、しばらく中にいると1時間後には混雑しはじめたので、あの後すぐチケット売り場は列が長くなり始めていたかもしれない。
90分近く後に帰る頃に見ると、チケット売り場は大変混んでおり、各20人から25人位並んでいたように見えた。
入り口近くに、チョコレートのオブジェがたくさんあり、人目を引いていた。
数箇所に分かれた特設コーナーでは、実演や講話もあったが、少しのぞいただけ。ひとつひとつの店舗をみてまわるだけで面白い。
展示会場なので、大掛かりなセットや凝った飾りつけはできないのだが、それでも店によっては、趣向をこらしてディスプレイしてあり、可愛らしい店もある。変わった機械(アーモンドにチョコレートをまぶしつける、回転するロースターのような)を持ち込んで実演する店もある。試食・試飲できるところはどこも賑わっていた。
パン屋さんのポールがかなり大きな店舗を、壁際にそって出しており繁盛していた。
困ったことは、出口が少しわかりにくかったこと。入り口からは出させてもらえないし、入り口を入ってすぐの受け付け係員にきくと、ずっとあっちと奥を指差す。ずっと奥で聞くと、出口はあちらと入り口近辺を指差す。結局、入り口と奥の間あたりの、入り口からみて右側に出口はあった。
(車椅子高齢者)
高齢者は、腰掛ける場所の少なさを考慮にいれれば、滞在時間が短いなら問題なく楽しめると思う。平日ということもあり、孫と一緒にきたらしい70代くらいの人をよくみたし、杖をつく人も数名みかけた。
車椅子だが、一般の出入り口はエスカレーターを使うものの、会場の出口から敷地出口まで段差がなかったように記憶するので、その出口から入れてもらうなら、出入りに関しては、車椅子は可能なのでは。
ただ、車椅子の人は1人もみかけなかったし、会場内部の混雑状況を考えると、入れても時間は短めだろう。
それから、客のトイレは上のフロアにあり、階段しかアクセスをみなかったので、これ以外に昇降方法があるのか、ほかにアクセスしやすいトイレがあるのか、その点も事前に確認が必要と思う。
知的障害者のグループをトイレ付近でみかけたが、その団体そのものの付き添いのほかに、主催側か会場のスタッフらしき人が付き添っていた。
余談だが、中で気分のひどく悪くなった年配の女性がおり、係員がすぐ救急車を電話で呼び、担架と車椅子を抱えた救急隊員が5名ほどやってきて、急病者の脈や血圧などをはかり、担架で運び出していた。この週はいつもよりもずっと暖かい日が続いていた。
(子供向けかどうか)
子どもは幼稚園や小学生になりたてくらいの年代から、たくさんきていた。家族連れもよくみた。子供向けと思う。
ただ、中学生くらいならともかく、小学生、特に低学年には、長い時間は無理では。
座る場所がほとんどないので、朝から入場し、昼を食べて(床にすわって食べさせている親子連れグループをいくつかみた)引き上げるつもりでないと、7歳くらいまでの小さい子どもはつらいのではないか。
(およそ所要時間)
90分
(その他なんでも)
店舗での会計について。展示会場の仮設レジなので、きちんとしたレジの機械はない。
大きな額の買い物をするつもりでカード利用を考える人や、領収書が必要な人(復路どこかに買い物に寄るなど)は、以下の2点注意が必要。
1)現金支払いの店が多い。カードリーダーがあっても、店員がその機械の扱いに慣れているとは限らない。
2)現金払いでもレシートを発行してくれる店もあるが、何もくれない店もある。後者の場合、状況(すいているか否か)によっては、手書きのレシートを頼む手もあるが、混んでいたら大きな額以外迷惑だろうから、レシートはあきらめたほうがいい場合もあると感じた。
実際の買い物例では
クスミ紅茶 8euroの紅茶缶を14缶(ダージリンを10、アールグレイを4)、計112euro購入。現金のみ。20歳くらいの若い女性で、領収書は手書きで書いた経験がないという。あまり混んでいなかったし、話し合いながら様子をみて、店の名刺に、手書きで記入くださいませんかといってみた。すぐ理解して書いてくれた。「ルシュ 合計額 日付 販売員のサイン」
メゾン・ドゥ・ショコラ 15euroのプラリネを3箱計45euro購入。カードは使えるが、リーダーの調子が悪いのか、販売員がその機械に慣れていないのか、データを読み込まない。1時間前にメトロのカルネをカードで買ったばかり、カードそのものに問題があるとは考えがたい。これ以上現金を出すと帰りのタクシー代が不安。別のスタッフに、彼女を手伝ってくださいませんかと頼むと、すぐ読み込んで解決。レシートは、カードのもののほかに、もともと現金の場合だけでも、商品一覧表に手書きでチェックを入れるかたちの大きな用紙のものが用意してあり、気が利いている。
ショコラティエ・シャルパンティエ 現金のみ。小額(15euro)だったのでレシートは頼まなかったし、周囲を見ると誰もなにも受け取っていないようだった。