タイトル | : Re: プロヴァンス鉄道ほか |
投稿日 | : 2008/10/23(Thu) 18:11 |
投稿者 | : ユンヌフルートガナ |
コート・ダジュール(プロヴァンス)には魅力的な場所が溢れていて、本当に選ぶの迷っちゃいますよねー。
>プロヴァンス鉄道、タンド線、どちらかひとつといったらどちらがお勧めでしょうか。
>またこの駅(村)は絶対見た方がいいという場所があったら、ぜひお伺いしたいと思います。
プロヴァンス鉄道の方は過去2回乗りましたが、私もサブレなmameco さんと同様
沿線ではEntrevauxとAnnotの雰囲気(趣のある古い街並み)が印象に残りました。
とくにEntrevauxは、駅からなど離れたところから見た要塞都市の全景やそのシタデル頂上からの眺望
(湾曲した川沿い内側に密集した街の様子がよくわかります)などがある分、より印象に残りました。
タンド線沿線ではTendeとSospelが印象に残っています。(とくにTendeの街並みが気に入っています。)
こちらも旧市街は趣のある古い家並みの続く小さな街ですが、それでもEntrevauxやAnnotに比べると少し街の規模が大きくなります。
飲食店等、お店もこちらの両街の方が多かったように記憶しています。
どちらか一つ選ばなきゃならないと言われたら、私はこのタンド線沿線の方を選ぶと思います。
塩の運搬で栄えた街の過去の歴史を感じさせてくれる教会や、街には生活臭も感じられ居心地の良さを感じたせいか滞在時間も少し長くなりました。
次回の旅行でもこのタンド線には乗るつもりでいます。(またTendeにも行きそうです。)
あとはアクセスの面でも。
私も公共交通機関利用派なのですが、タンド線の方はBreil-sur-Royaからフランス・イタリア国境沿いの街Ventimigliaに鉄道で抜けることができたり、
(余談ですが、この街からDolceacquaやApricaleといったこれまた雰囲気の良い村へもバスで行くことができます。)
SospelからMentonまではバスの路線もあったりします。
http://www.riviera-francaise.fr/docs/ligne_15_2008b.pdf
(私このバスに乗りましたがSospelからMentonに向かっていくと、途中から眼下に広がるMentonの街並みを見ることができ
けっこう揺れたりもしますがなかなか楽しかったです。)
なので、プロヴァンス鉄道沿線の街(村)へ行くのと比べて、Digne方面へ抜ける場合を除けば
Niceからただ往復する他にも行き方がいろいろアレンジできる点がよいかと。
例えば上記バスでSospelからMentonへ下りてきて(ここで一泊できると良いのですが)、
ここからバスでRoquebruneやマントン後背地のSte-AgnesとかGorbioへ往復しその後Niceに戻るなどというルート設定も可能かと。
もうひとつ冬のサーカスさんのおっしゃっておられる
>比較的バスで行きやすく(ニースから1日3〜4往復)、
>見どころもそこそこあるのは、ラ・テュルビーです。
>ここにある「アルプスのトロフィー」というローマ遺跡は、
>ガイドブックにあまり載っていないのが不思議なくらい見事なもの。
>ここから見下ろすモナコの町並みと地中海の眺めも素晴らしいです。
>地元の人でにぎわう気さくなレストランもあります。
>ランチをはさんでニースからの半日観光にはぴったりなのではないでしょうか。
ここは私も大好きな場所です。
小さいですが旧市街の雰囲気も良いです。
眼下のMonacoのパノラマが展開されている分、EzeやRoquebruneからの眺望とはまた違った眺めが楽しめます。
またバスでMonacoへ下りてこれるというのもポイントが高いと思います。(ここも次回再訪するつもりでいます。)
Niceからのバスはここを通りこの先のPeilleまで行く便もありますが、ここもとても古い石造りの家並みが続く趣のある鷲ノ巣村でした。
やはり小さい村でお店は村の中心にカフェが2軒、食料品店とパン屋が1軒づつくらいしか見当たりませんでしたが。
皆さんそうでしょうが、私も気候が良く風光明媚で食べ物も美味しいプロヴァンス・コートダジュールは大好きなもので
ついつい力が入り主観入りまくりになってしまいますがご容赦ください。
長々と失礼しました。