タイトル | : Re: バレエ"La Dame aux camelias"って? |
投稿日 | : 2006/07/07(Fri) 13:31 |
投稿者 | : オペラ座の住人 |
ノイマイヤー振付け バレエ「椿姫」(La dame aux camelias)は、
個人によって意見はわかれると思いますが、
バレエファンの間では「名作」のひとつです。
美術は簡素ですが無駄がなく、それを埋めるように衣装が豪華!
ダンスは完全に古典ではありませんが、クラシック寄りといえば
おわかりいただけるでしょうか。
私も先週観てきました。
パリ・オペラ座にはこの6月にレパートリー入りしたばかりで、
いろいろアラもありましたが、おおむね良かったと思います。
9月の再演のときには、さらに良くなるのではないでしょうか。
演出的には歌劇「椿姫」よりも、
このバレエ版のほうが悲劇性が強いと思います。
観劇の前に小説(のあらすじ欄)か映画で簡単に予習されることを奨めます。
私が観にいったときは、原作をよく知らない若い観客がちょっとこんがらがってました。
それらか、ノイマイヤーという人はなぜか開演前から幕を開けはなして、
客席が明るいうちから出演者が演技を始めることが多く
(そういう演出が好きみたい)、
今回もその方法で始まるので、ちょっと早めに着席してください。
楽しんでくださいね。