タイトル | : Re: パンテオンについての質問です。 |
投稿日 | : 2005/07/04(Mon) 02:06 |
投稿者 | : マロンきなこ |
> 私が持っている『街物語(JTB)』では、パンテオン内部の天井画(フレスコ画)は『グロ』の作品、と記されていましたが、こちらでは『シャヴァンヌ』とのこと。この2人は同一人物なのでしょうか?
別の人物です。
『グロ』は、アントワーヌ-ジャン,グロ。 1771年パリ〜1835年ムドン
新古典主義の画家ダヴィッドの弟子であり、師同様にナポレオンに関係する作品を
多く残しており、ヴェルサイユやルーヴルでご覧になっていると思います。
パンテオンでは「天井画」を制作しています。
『シャヴァンヌ』は、ピエール ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ。
1824年リヨン〜1898年パリ グロより少し後の時代の画家です。
ドラクロワ、クチュールの弟子ですが、象徴主義の先駆けとなる作品を残し、
パンテオンの「壁画」連作が代表作です。
特に〈眠れるパリを見守る聖ジュヌヴィエーヴ〉1898年、が有名ですが、
こちらは「油彩・画布」の作品です。
パンテオンのガイド本が埋もれてしまい、、、すみません。
その代わり、でもないですが、http://www.monum.fr
というサイトを見つけました(仏語・英語)。
見取り図をクリックすると、該当箇所についての説明がでてきたり、
お役に立つのではないかと思います。
(他に、コンシェルジュリー、ノートル・ダム、凱旋門等もありました)
よいご旅行を!