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| タイトル | ： 元カード扱い者の意見。 |
| 投稿日 | ： 2004/08/10(Tue) 23:59 |
| 投稿者 | ： pyontaro6919 |
書き込もうかどうか、随分悩んだのですが、元クレジットカードを扱って
いた側の意見として、書き込むことにしました。
例えば、単価５０００円の商品を二人のお客様が半々にしてほしい、支払
いはそれぞれのカードで、と言ってこられた場合、これに応じてしまう
と、本来あり得ない単価２５００円の商品が、１点ずつ、それぞれのカー
ド会社に請求されます。
合算すれば、同じ金額になるから問題無いだろうと思われますが、当方が
販売したのは、単価５０００円の商品が１点のみ、単価２５００円の商品
を２点販売した事実は無いのです。（カード会社から調査があった場合、
事実と反したことになります。）
当然、当方の在庫、売り上げ（トータルではなく、どれだけのお客様にいくらの販売があったか。）、カード会社への手数料等、会計経理上不都合
が生じます。
本来のカード利用とかけ離れた販売となるので、上記のような申し出には
お断りしていました。
ホテルの例に当てはめると、レセプション担当者の立場では、総金額を２
分割して、CAT端末でそれぞれのクレジットカードに請求するだけで事足
りますが（この辺りがレセプション担当者が安易に応じてくれる理由だと思います。）、経理担当者の立場では、宿泊料金とカード会社への請求金額が一致しない（二人分合計ではじめて一致。）、当日の収入が合っているのに、チェックアウト件数と支払件数が合わない、又カード会社への手数料が別途かかってくる等、やはり会計経理上不都合が生じます。
すればできないことはありませんが、決して誉められた方法ではありませ
ん。
どこかでしわ寄せがでています。
私個人の意見として、カードの複数利用はおすすめできません。