| 朝の10時にエクサン・プロヴァンスからタクシーでルールマランへ。40分ほど。可愛らしい小さな町の中心に降ろしてもらいました。
予約の時間まで、この町を味わう。城を訪ね、ミュージックホールやサロンの可愛らしさに心踊り、敬愛するカミュの墓前で手を合わし、しばし南仏の光の中で佇んだ。町に戻り、小さな町の天辺に見える教会を目指すも、入り組んだ道で何時までたっても近づけない。
そうこうするうちに時間が近づき、ホテルのレセプションへ。スタッフが案内し、途中でレストルームを借りて、襟を正し、顔を整える。
菜園を思わせるテラスでのランチ。カルトを開いている時に、シェフが挨拶にやってくる。サービスのプロの手がしなやかさだとすれば、シェフのプロの手はがっしりとした暖かさ。握手をしたとき、彼の手もまた暖かかった。
料理は、カルトを開いた瞬間に心奪われたデギュスタシオンに。ワインは、料理に合わないからとロゼをあきらめて、クローズ・エルミタージュからお勧めのスパイシーなワインを選んでもらった。
ホテルで飼われている黒猫の親子が足にまとわりつき、皿にはハーブがそれぞれ添えられ、小さな蜂が皿へやってくるという田舎の午後。
その土地に漂う雰囲気と料理が合うということ、その一体感を味わえることが地方レストランの醍醐味だが、その意味でこのレストランの料理はとても素晴らしかった。ルールマランの自然、晩夏のテラスを包み込む光と音、それらを称えるように、料理は軽やかでした。
ホテルに滞在し、夜のルールマランの光と音を今度は味わってみたいと思った。
(店内の様子・客層) = ダイニングとテラスがあります。夏のランチでしたので、すべての客がテラスで食事をしていた。中央に自然の木々を使ったサイドテーブルがあり、その周りにテーブルが配置されている。
みんなで惰眠をむさぼるように、午後の光を味った。
(スタッフのようすや対応) = ホテルのスタッフもそうですが、自然派のコスチュームで統一。レストランのスタッフは、草染めだと思うのですが、鶯色と胡桃色と生成り色のコスチュームでした。位によってコスチュームが違います。見習いが前菜を持ってきたとき、上手く料理の説明ができず、怪訝な顔をしてしまいました。その後上の人に叱られていました。デザートの時は上手くできて、にっこりとしたら、得意そうな顔に。こうやって一人前
になっていく。
(日本語・英語対応) = わかりません。
(予約方法) = インターネットでHPから予約。リコンファームは必要ない。
(10点満点で何点?) = 9.5点
(アクセス) = タクシー。
(支払い方法) = クレジットカードです。
(ロメールの秋様 2004年9月)
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