ワインの品揃えが凄いと聞いていたので。実際にみると凄い品揃え。本当にヴェトナム料理屋か???
(頼まないとワインリストは出てこない。)
ポムロルだけではなく、その他のボルドー、ブルゴーニュも凄い・・・勿論結構いい値段。ペトリュスの66が1500ユーロ。はあ、一度飲んでみたい。
品書きはシンプル。
前菜6品くらい、魚介・肉がそれぞれ5,6品、デザートが4品くらい。
それぞれ15ユーロ前後、25ユーロ前後、10ユーロ弱という価格。
結局ワインは品書きに載っていたものから選んだ。というか、5,60ユーロで探しているのが分かったのか、「これしかない」という感じで勧めてくれたのが、86年のキャンノン・フロンサック(51ユーロ)。ラベルが破れていた20年近く前のものなのに、しっかりしたタンニンが円やかに溶け込んでいて、アジアの料理にもとてもよく合った。
前菜は、日本の雑誌にも載っていた「鴨の生春巻き」と『全部お勧めです』といいつつも、敢えて勧めてくれた「鵞鳥のラビオリ」を二人でシェア。
冷たい生春巻き。スモークされた鴨の香ばしさ、春巻きの皮のしっかりとしたコシ、コリアンダーなどの野菜の香りと味、いろんな要素が渾然一体となって絶妙の調和。
あつあつのラビオリ。熱くてハフハフしながらも、鵞鳥のジューシーな旨みを味わうことなく飲み下すのが勿体無いので、我慢して噛み続けた。二つ目は半分に切ってゆっくり落ち着いて噛み締め味わったが、できれば(ちょっと大きいけど)一口で頬張るのがいい。旨みを逃さないので。
主菜は「ラングースト(伊勢海老)の揚げ餃子」みたいなのと、「仔牛肉の辛味炒め」の二品。
伊勢海老の料理は、日本の雑誌によるとジャガイモではなく銀杏とのこと。あまり癖がなかったので、ジャガイモだと思ったのですが、確かにメニューにはジャガイモとは書いていなかったような・・・不確かですが。
ラングーストは、パリパリに揚がった薄い生地に包まれた、つぶしたジャガイモと合えたもの。食感の違いが楽しめました。もう少しカレー味が弱ければもっとよかったが、それでも満足のいく味。
仔牛肉の方はピーマンやナス、カリフラワーと一緒に炒めたもの。日本の丼みたいな食器に入っていた。肉はやわらかく、野菜はしゃっきりとした歯応えが残っていて、これまた美味しかった。辛さはそんなでもない。
スパイシーなもの同士、これが本日のワインには一番合った。
お腹が一杯になったので、デザートはスキップ。
美味しいのでしょうが、やはりアジア料理店のデザートは無理してまで食べようと思わせるものがない。
コーヒーと炭酸ミネラル水を合わせて、141ユーロ。
チップは自分の基準からは少ないかなあとおもいつつ、4ユーロ。
高級ヴェトナム料理では、16区のLac Hongもよいですが、こちらの方が上品。
(店内の様子・客層) = 店員はヴェトナム系と思われる男性のみ。客層は壮年という感じの年代。ワイン好きが多そう。
(スタッフのようすや対応) = ワイングラスが空くとすぐ注ぎに来てくれる。
(日本語・英語対応) = 品書きはフランス語のみ?店員は英語を喋っていたと思う。
(予約方法) = 電話
(10点満点で何点?) = 8点。
(アクセス) = オルセー美術館の南側の通りの一本南の通り
(支払い方法) = 現金と小切手のみ
(トベロラカシ様 2005年12月)
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