配偶者の大好きなギタリストがライブ演奏をしていることを知って。
事前に英語で店にメールしてみたが何の返事もないままだった。当日の昼間ホテルから予約電話を入れてもらった。
そのギタリストの演奏が当日夜にあることを確認し、予約は演奏開始一時間前とした。ドレスコードがカジュアルであることなども確認してもらい、一度店の前まで行って場所も確認しておいた。
店の窓にはそのギタリストを含むバンドのメンバーのポスターも貼られており、嬉しくなった。
そわそわとホテル出発。早く出すぎて時間が余ってしまい、すぐ近くのGAPに入ってみたりしたが落ち着かない。
レストランの前まで行ってみてもまだ早いとウロついていると、まん前の店はアニメのフィギュアを扱う店で、日本語のダンボールが山積みされていた。
5分前になって、もういいだろうと店内へ。
ホールになっている奥にレセプションがあり、数人のスタッフが待機していた。名前を告げると予約リストらしきものを確認して上の階に案内され、担当スタッフに奥の席を勧められた。
HPで観たとおり、中々雰囲気のある造りで、ちょっとしたテーマパークのよう。壁には何やら王様か貴族と思しき人の、肖像画が飾られていた。
食事よりもライブ目当てなので、配偶者はスタッフにステージの場所を確認。
すると、スタッフが驚いた顔でライブは明日だと言う。がっかり。
返信メールが来なかった時点でイヤな予感はしたのだが、ちゃんとホテルからも確認してもらったのに。
ぐずぐず言っていても仕方ないので、意気消沈したまま予定していた45euroのコース料理を食べることにした。ワインはリストからグラスワインの白を適当に選んだのだが、Gourjaani という銘柄で、9euro。何だか変わった味で最初驚いたが、シェリー酒に似ているように思う。
入店時には誰もいなかったが、20時頃になるとデパートの紙袋をいくつも提げた若い女性グループや、夫婦らしい年配のカップルが来たりした。
HPの印象から、一応それなりにドレスアップできる用意もしてきたのだが、まるで必要なかったようだ。
特に女性グループはワイワイと賑やかに食事をしていたが、それ以上に正面のカフェから聞こえてくる演奏の音がすごい。ポップスやジャズの曲が多かったようだが、本来目指すこの店の雰囲気とは違う気がした。
コースは、前菜と主菜という風ではなく、3回に分けて少しずついろいろな料理が運ばれてくるスタイル。
白いお皿や器を使い、結構素敵だった。ひとつのトレーに小さな器が並べられ、3種類の肉料理が出されたりもした。
帰国後に知ったのだが、店名になっている”Georgia”はジョージアではなく西アジアにあるグルジア。
ちょっとエスニック風味のフレンチといった感じの料理で、特にクセも強くなく、最初のお皿から驚くほど美味しかった。
ちょっと笑ってしまったのは、”ラビオリ”と言われた一品。
見た目はどう見ても大きめの小籠包で、ひとつはちょっと濃い味付けをされたひき肉が、もうひとつにはチーズが入っていた。一緒に出されたチーズのパンのような料理も、とても美味しかった。
最後は、デザートの盛り合わせ。チョコレートケーキなど3種類だったが、飴がけがされていたりして盛り付けも中々お洒落だった。
ライブが観られなかったのはすごく残念だったし、その辺りの対応は問題だと思うが、単にレストランとしては良かったのではないかと思う。それだけが救いだった。
(店内の様子・客層) = 同じフロアにいたのは、買い物帰りの若い女性グループとカップル。ホームページの印象よりも、かなりカジュアルだった。
(スタッフのようすや対応) = フロアの男性スタッフは、丁寧で感じは良かった。ライブが観られらなくてがっかりしている私たちを、とても気遣ってくれた。
(日本語・英語対応) = メニューは、全てフランス語とグルジア語。スタッフは英語も話せた
(予約方法) = ホテルから当日の昼間、予約電話を入れてもらった。
(10点満点で何点?) = 6点 料理だけなら 8点
(アクセス) =
メトロ Saint-Sulpice駅、Saint-Germain-des-Pres駅
Saint-Germain-des-Pres駅からは、レンヌ通りのGAPを右に入って50mほど右側
(支払い方法) = VISAで支払った
(その他) = 帰国後見損なったギタリストのホームページをチェックすると、この数ヶ月チェックしていたこのレストランでの週一ライブの告知が消されていた。元々不定期の出演だったのかもしれないが、予約時に対応したスタッフが状況をよく把握していなかったのかと思う。
(2008年6月 らっきーひつじ 様) |