タイトル | : (トラブル情報)指輪押し付け 未遂 |
投稿日 | : 2009/01/22(Thu) 22:38 |
投稿者 | : Chun3(管理人) |
例の、指輪押し付け型 体験談です。
--------ココカラ
コンコルド広場、オランジュリー美術館付近
オランジュリー美術館へ行こうと、コンコルド広場へ歩いていた。
広い道。遠くには警備の人も見える。
一人の男(中東系30代位、口ヒゲ)が前方から歩いてきた。
少し迂回。が、すれ違いざまに男が金めっきの指輪を落とした。
男が指輪を出し、落とす瞬間を見計らっているのが、丸分かりだった。
つい笑いそうになる。
男は、小芝居開始。
明らかに自分で落とし、自分の前にあるにもかかわらず、
男 「〜〜〜(仏語か。お前のか?のようなこと)」
私 「ああ? Not mine!」
と言って目を合わせずに、足早に迂回しつつ、すれ違う。
すると少々威嚇したように大きな声で
男 「パードぅン?!(怒)」
怖かった。振り返ると目が合うのが嫌なので、足早に逃亡。
しばくして振り返るとまた同じ事をやっていて、相手に無視されていた。
本誌で読んでいたので冷静に(笑いを堪えつつ)対処できた。
でも、怖そうな男性だったので笑ったりしたらマズイと思う。
態度は毅然と。
その後、オランジュリー美術館を出る時のアンケート調査で(日本語版あり)
ついでに【指輪男】の事を話すと別紙に詳細を書かされ、
地図で出没場所に印を付け、今後のセキュリティーの参考にする、と言われた。
窓口の女性に
「ゴメンナさいね。怖かったでしょ。でもパリは本当は良い街。また来てね」
と優しく声をかけてもらった。初日だったので涙が出そうになった。
正直、本誌の「治安・防犯・トラブル」を読んでかなりビビりながら旅立った。
が、事前情報を知っていたので冷静に対処できたと思う。
読んでいると<怖い街>と思ってしまうが、
頭の片隅…いや、前面に入れておいた方が絶対良い。
その後は、女性の言った通り良い街だった。
(2009年1月 デコラ304449 様)