タイトル | : 原則、「特別食」扱い。選択メニューではありません。 |
投稿日 | : 2008/04/22(Tue) 12:15 |
投稿者 | : Chun3(管理人) |
JAL
http://www.jal.co.jp/inflight/s_meal/
ANA
http://www.ana.co.jp/int/inflight/spmeal/
にもありますように
一般的に飛行機の特別食は、あくまで、宗教や健康上の理由、乳幼児といった理由の特別食として
あげられています。
お好みで、とは 書かれていません。
禁止、とも 書いていないじゃないか、と つっこめますが、
それは良識から、推し量ってみてください。
航空会社がわの目安として
「通常の機内食を食べられるお客様は、通常のものにしてください」ということだそうです。
ヘルシーだから野菜♪ → ×
旅行中ローカロリーにしたいから 糖尿病用の食事を♪ → ×
フルーツすきだわ♪ → ×
は 範囲をこえています。
過去に、本誌の経験談を読んで、
自分の好みで ●●食をオーダーしてみました♪という人が ちらほら出始めたため
航空会社に電話確認しましたところ、
「基本的には、やはりご病気や宗教上の理由の方のためのものです」という言い方をされました。
「明確に基準をつくることも難しく、禁止、とは正面から申し上げられにくいのですが」といいにくそうでした。
さらに「最近はインターネットですぐ流行・模倣する傾向があり、影響が大きいところで書かれてしまうと、正直困ってはいる」ということも聞き、
よって、本誌では影響を考えて、きちんと「本来、そういう人のための食事である」ということを明記しています。
「特別食」の意味をわかっておらず、オーダーできるんだ(自由な権利・選択肢のひとつ)と思っている人がいるわけですので
そうじゃない人はできないんですよ→できませんよ→禁止ですよ、とまで書く必要にかられています。
じゃぁ、こういうスキをついて、レストランのように 好き勝手なオーダーがふえてしまうと どうなるでしょう。
搭載数や手配が非常に 煩雑になり、結局、機材の遅れや 搭乗者の遅刻・乗り遅れによって 食材も影響をうけます。
食材の仕入れや製造具合もちがってきます。安定した仕入れができないと、経費もあがり、
ひいては航空券の値上げやリストラにつながっていくかもしれません。
よって航空会社は 「健康・宗教などよっぽどの理由がない限りは、乱用してほしくない、
そのためのメニューではない」との見解でした。
また1便あたり対応数に限度があるそうで、
たとえばみなが興味本位で注文すると、本当に病気の方のをお断りするはめになりません。
それも気の毒だとおもいます。
よく考えてみたら、
最初から選択できるのであれば、「特別食」には括らずに
ミールの選択肢(肉/魚)にいれるはずですよね?
よって、野菜、フルーツというのも嗜好・気分による選択ではなく、「それしか食べられない人のため」と思ったほうがよいでしょう。
(健康上の理由で野菜を食べられない人をしっています)
もちろん、理由があれば、オーダーはできることはできますので、
予約の部門にご自分で 可能かどうか聞いてみてください。
また最初から サービス、選択肢の一つなどとして 用意されているものも(クラス、航空会社によっては) ありますから
そういうのは 興味があれば利用してみてください。
機内サービスは頻繁にかわりますので、そのあたりは
航空会社にご自分で確認なさってみてください。
「特別食」の概念だけは、注意されたほうがいいとおもいます。