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タイトルTGV:ヴァルディゼール報告
投稿日: 2006/01/17(Tue) 20:00
投稿者がるぅ@横浜

ヴァルディゼールから無事帰ってきました。管理人さん、皆様、TGVの予約などの質問で、大変お世話になりました。お陰さまで、TGVも笑い話レベルの失敗談はありましたが、大きなトラブルもなく、楽しい旅ができました。

●直行TGV1等で楽ちん。
 パリ・リヨン駅からヴァルディゼール・スキー場の最寄り駅「ブール・サン・モーリス」駅まで直行TGVで、片道5時間前後でした。新型の2階建ての列車もあったのですが、我々が乗ったのは往復共、古い(?)タイプです。
 荷物があったので1等にしたのですが、広くて綺麗でした。しかし、スキー列車としては荷物置き場が狭く(大きな荷物10個くらいが限度、つまり10人分で一杯)、荷物が溢れていました。
 ちなみに、出発は20分遅れでしたが、途中ノンストップで最初の停車駅チャンべりー駅(リヨンの西側)までの3時間半後には、ほぼ定刻まで回復していました(恐るべし!)。帰りもやはり15分位遅れての出発でしたが、こちらはそのまま遅延。ちなみに、元々の所要時間が行きは5時間強、帰りは4時間半でした(停車駅は同じです)。
 また、乗り換えは、素人には難しそうでした。荷物が大きい&下車駅のアナウンスがない、かつ、乗車位置がわからない、などなど。直行便にして大正解!

●PREM'sチケットはお勧め。
 PREM'sは安いけど、変更不可。でも自宅でセルフ印刷可能だったので、駅では行列に並ぶ必要もなく、車内で車掌さんにパスポートと印刷したチケットを見せて終わり。事前に準備を完了しているので、精神的にも非常に気楽でした。
 ただし、購入時にはこのサイトを熟読して、不明点があれば質問するようにしましょう。1回使うと簡単ですが、最初はわからないことだらけで、皆様に大変お世話になりました。

●パリ・リヨン駅は下見をしていて良かった!
 パリ・リヨン駅って、アルファベットのホームとは別に、数字のホームが離れた場所にあるんですね。行きの出発はアルファベットのホーム、帰りの到着は数字のホームでした。出発前日にパリ・リヨン駅を下見していたので、到着時にも戸惑わずに、タクシー乗り場まで一直線で行けました(笑)。

●列車番号はちゃんと確認しよう!(失敗談その1)
 チケットには11号車とあり、このサイトで十番台は意味がないことがある(?)というような書き込みを読んだような気がしていたので、最初、何も考えずに、最初に見つけた01号車に乗り込んでしまいました。でも、念のため11号車がないか確認してみると、、、なんと、ちゃんとありました!!
 01〜08の8両(正しくは10両)編成と、18〜11の編成がドッキングしていたんです。つまり、ホーム一番手前の01号車に一旦乗ったのですが、実際は、真反対の先頭の11号車が正しかったのです! 20分遅れで入線したので、気がついた時は、正規の出発時間の5分前! 慌てて荷物をピックアップしてダッシュ。時間ギリギリに、席に辿り着いたのですが、しかし、発車はそれから20分後でした(笑)。

●座席は face-to-face がお勧め!
 2人の場合、side-by-side(並び席) と face-to-face(向かい合わせ席) のどちらがいいか、行く前には実感がなかったのですが、結論としては(1等の場合は)「face-to-face」がお勧めです!
 1等は横に 2席+1席 なので、face-to-face ということは、2人共窓側、かつ、通路側で、独立しているんです。
 ちなみに、そんなこととは知らずに、予約時には side-by-side でオーダーしたら、往復共「separated seats」との赤い文字が! てっきり離れ離れの席になったのかと思って覚悟をしていたら、行きも帰りも 2人の face-to-face 席でした、ラッキー!
 ちなみに、行きは「41, 44」(11号車)だったので、1人席で同一方向に向いた席、帰りは「21,22」(12号車)だったので、(通常の座席番号の振り方から考えれば)通路を挟んだ席かと思っていました。でも、ちゃんと 2人用の face-to-face の独立した席でした! 列車によって、座席番号の振り方も色々あったんですね。
 ちなみに、がるぅが事前に確認したシートマップはこのサイトです。行きはこのシートマップ通りでしたが、帰りは全く違っていました。具体的には、隣の4人ボックス席が、17,18 と 19,20 で、我々の2人 face-to-face 席が 21,22 という番号の振り方です。(←これで通じるでしょうか???)。1両の中にこのような face-to-face 席が3つありました。

●恐怖のトイレ!(失敗談その2)
 何気なくトイレに行ったら、、、ドアの閉め方が分からない! 自動ドアだったんです。しかも、表示は全てフランス語。それっぽいボタンを押しても、何も起こらない! 赤いボタンは危険そうだから押せないしぃ。。。
 数分間、色々悩んでいたんだけど、誰も来る気配もないので、仕方なく手動で強引に扉を閉めて、はじめたのですがぁ、、、突然扉が開いて、(多分英語だったと思うんだけど)「失礼! ボタンを押して閉めろ! 閉めろ!」と紳士が何回も叫んでいるんだけど、こちらは途中で止まらない(笑)。ということで、開けたまま、、、。外に出ると紳士は逃げ出してそこには居ませんでしたぁ。。。
 次は水を流す必要があるんだけど、それも分からない。。。とドアを開けたまま悪戦苦闘していると、運良く車掌さんが通りかかって、「このボタンを押せばドアが閉まるよ」と教えてくれました!
 席に戻って、妻にもトイレ訓練を早速しました(笑)。ドアを開けて男女2人でトイレのボタンの説明をしていると、再び車掌さんが通り掛かって、、、優しい車掌さんは、もう1度丁寧に説明してくれました(爆)。

●あの2人は大丈夫?(笑い話)
 我々は始発駅乗車で終着駅下車でしたが、それでも、途中駅の時刻は知っておきたいと、ここで聞いたサイトで、時刻表を印刷して行きました。これが非常に役立ちました。途中駅ではアナウンスはないし、停車しても駅名が見える場所に運良く止まるはずもなく、この時刻表を頼りに、次は○時に○○駅停車。○○駅だね。。。と言っていたら、停車数分後「日本人の方ですか? どちらまで行くんですか? 我々は○○駅なんですけど。。。」って。でも今停車している駅名を言うんです。教えてあげると慌てて荷物を持って、飛び降りて行きました。「がるぅのような素人に質問する人も居るんだね」と、妻と2人で笑ってしまったのですが、彼らはこの先大丈夫なんだろうかと、心配にもなりました(ちょっと余裕が出てきた、笑い話です)。

●スキー荷物はキャスター付きのキャリーバッグを!
 ヨーロッパスキー旅行の予行演習として、クリスマスにニセコスキーに行きました。ヴァルディゼールの気温はニセコの雰囲気と聞いていたので、ウェア類の確認、それと、荷物の過不足の確認のためです。その時の最大の収穫が、荷物はとっても重いとわかったこと。いつもは車で door-to-door なので、荷物の量も重さもあまり気にしてなかったのですが、宅急便も使わずに行ったので、大ショックでした。
 それまでは、事前調査で、スキー板はレンタルと決めていたのですが、荷物はスーツケース(ハードケース)2つで行く予定でした。しかし、急遽、スキー用のキャスターバッグ90L(ソフトケース)を買うことに決めました。そして、これが大正解!
 上に書いたように、駅ではTGVの先頭まで歩く、もとい、走らされるし(笑)、降りたホームは雪で、スーツケースでは太刀打ち出来なかったと思います。
 ちなみに、ソフトケースで大丈夫かちょっと心配だったのですが、飛行機ではビニール袋に入れて貰ったので、全く問題なしでした。(チャックは100円ショップの南京錠)

●補足: 予約結果のまとめ報告を出したと思うのですが、なぜか消えてしまっているみたいです。ぐっすん。

長々と脈絡もなく色々書いてしまいましたが、1つでもどなたかの参考になれば幸いです。お陰さまで、無事に、かつ、本当に楽しいフランススキー旅行を楽しむことが出来ました。皆様、本当にありがとうございました。


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