France-tourism.net 一般旅行掲示板
[記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

タイトルRe^4: いいことですけどね。
投稿日: 2005/10/03(Mon) 08:29
投稿者羊のどんのOTTO

先のURLには、紫外線が原因と断定的にかかれていましたが、劣化に関しては紫外線を取り除けば全て解決というほど単純でもないと思います。
もちろん、紫外線が(もっと言えば、さらに波長の短いX線とかガンマ線とかね(被爆しますが^^;))物質に与える影響が特に大きいのは確かなので、光の中でも特に気をつける必要があるのは確かです。

でも、紫外線より波長の長い可視光線や赤外線が影響がないかといえば、そんなこともないと思います。(紫色と紫外線の境界は人間が見える・見えない程度の話ですしね。)
少なくとも、絵画はさまざまな色をもっているわけですから、その色成分(主に顔料か染料)は特定の波長の光を吸収するわけです。
光を吸収するということは、エネルギーを与えることになりますから、結果として何の影響もないとは思えません。

こんなことを書いているページもありました。
http://www.humi.keio.ac.jp/japan/docs_j/report/annual/1999/3_5_text.html

管理人さんの示してくれたURLの先にも、紫外線量について多少かかれていたみたいですが、フラッシュ(ストロボの方がよいかな)内には、紫外線が一定量は含まれているようですね。フィルムなどで特定周波数を吸収しない限り、光源にまったく紫外線がないということは考えにくいですけどね。
ただ、議論がフィルム写真に依存している箇所も結構あったりで、最近主流のデジタルカメラ(CCDかCMOSセンサ)にそのまま当てはまるのかもよく分からないです。
正確なところは、管理人さんではないですが、「カメラの会社にきいてみるか」ですかね。多分、カメラ毎に異なるのではないですかね。

あと、光の強さについてですが、数字ではぴんと来ないのでもう少し感覚で書くと。
最近のデジカメはフラッシュ時の感度がISO50 - 100 位のものがほとんどです。絞り・シャッタ速度にもよりますが、これらの感度は通常日中の屋外で使う感度です。てことは、フラッシュの光の強さは(少なくとも可視光線の範囲では)屋外の強さとさほど変わらないかより強い(照射距離にもよりますが)ともいえます。

どれもこれも不正確かつあまり裏付けのない話で申し訳ありませんが、絵画や彫刻などは、一度劣化すると二度と元には戻りませんので、なるべく影響の「ありそうな」行為は避けて、「孫の世代」(それ以降もですが)まで良い状態で残したいですね。

#こうやって書いていると、絵に照明を当てること自体がまずいような気もしてきましたが... 
#それでは絵が見られない(;;


- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
お名前(掲示板扉の規約参照)
Eメール(表示/非表示を選択)
タイトル(内容に合致したものを)
本文   手動改行 強制改行 図表モード
URL(自サイトの宣伝は不可)
削除キー(お忘れなく) (記事の修正・削除の際に使用します。半角英数字で8文字以内)
  プレビュー

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 削除キー