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タイトルベリー・リムーザン地方
記事No7003
投稿日: 2005/03/07(Mon) 21:14
投稿者ハナクロにゃんち
>Nohanのジョルジュ・サンドの館を訪れたことがあります。
>もう随分前のことですが、殆ど変わっていないのでしょうか。
>忘れかけた頃に観光スポットが点在する、Douce Franceという形容がピッタリな地方というのが、私のベリー・リムーザンのイメージです。

ainhoa-manech さま

話がずれますので、新トピックをたてました。

私は昨年はじめてこの地方を訪れましたので、昔と変わっているのかどうかわかりませんが
ノアンの村を歩いた限りでは、殆ど佇まいは変わっていなでしょう。
ノアンは小さな村で、村のまわりは(おそらく)麦畑です。

昨年6月中旬は、畑では麦はすでに刈られていて
脱穀されたあとの麦の穂で作られたローラーのようなものがゴロンゴロン転がっていました。
なかなか絵になる田舎の風景です。

またちょうどサクランボの季節で、ノアンのバス停のすぐ裏手には手の届くところに枝もタワワになっていて
2,3粒失敬してしまいました。(酸味は強かった)

小さな緑の実もけっこう目に付いたのですが(柿のような形)
通りかかったフランス人の方に尋ねて、それが林檎の木だと初めて知りました。

また大木の西洋菩提樹(ティユール)の花も満開で、緑の葉と花の薄い黄色が眼に優しかったです。

このノアンの近くは本当に平たい平原で、緑が美しく、のんびりしていて
ainhoa-manech 様が仰るように、Douce France(やさしいフランスとでも訳すのでしょうか)がぴったりですよね。

ただ、公共交通機関で移動するには本当に大変な田舎です。
まぁ、フランスの田舎はどこでもそうですが(笑)。

タイトルRe: ベリー・リムーザン地方
記事No7012
投稿日: 2005/03/08(Tue) 18:26
投稿者ainhoa-manech
のどかな景色が目に浮かんでくる、素敵なお話を聞かせていただき、有難うございます。

私がノアンを訪ねたのは3月、ペルヴォワザンは8月でした。ティユールが満開だったとは羨ましい限りです・・・。サクランボ、甘みもありました?私の好物はミュール(黒いラズベリーのような外観)です。明らかな私有地では控えますが・・・。花を楽しむなら5、6月がベストシーズンですね。

ノアンはジョルジュ・サンド、ペルヴォワザンはジロドゥ(シャトールーまで車で送ってもらった神父さんによると、ジロドゥよりもベルナノスの村と記憶すべきなのだとか)と、文学者の足跡を追ってベリー・リムーザンに出かけたのですが、観光地としての華やかさはないものの、優しい風景を忘れることはないでしょう、きっと。

一昨年、久しぶりにオービュッソン、ベラックとこの地方の町(村?)を訪れましたが、相変わらず心がストンと落ち着く風景でした。この時はレンタカーを使ったのですが、そうでもしないとスケジュールをこなせないので、のんびりとバスで移動していたあの頃ってある意味贅沢だったんだなぁ・・・、と思います。