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タイトル1月2日の美術館
記事No6342
投稿日: 2004/12/15(Wed) 00:20
投稿者夕暮れの鐘
元日から小三中一の子連れでパリ5泊です.今年は2日が
日曜日,美術館無料の日なんですが,どのくらい混むもの
なのでしょう.元日はどこも休みで,月・火とオルセー
ルーブルが順に休みになる分日曜日の両者は大混雑になる
ということですよね,たぶん.
ルーブルやオルセーの人気作品の前は身動き取れない状態
になったりするんでしょうか.ルーブルのPorte de Lionsの
入り口も行列になるんでしょうか.
滞在中に両者の他にピカソ美術館にも行くつもりで,できれば
古い順に見たいので日曜日にルーブルに行けるといいのですが,
無謀ですかね.日曜はピカソ美術館が一番無難なのかな.

タイトルRe: 1月2日の美術館
記事No6350
投稿日: 2004/12/15(Wed) 09:47
投稿者Chun3(管理人)
> 元日から小三中一の子連れでパリ5泊です.

1/4, 1/5,あたりは既に予定がつまっているのですか?

タイトルRe^2: 1月2日の美術館
記事No6362
投稿日: 2004/12/15(Wed) 13:47
投稿者夕暮れの鐘
お返事ありがとうございます.
大した理由がないならやめといた方がいい,ってことですね?
他の日にはどうしても行けない,っていう事情はないんです.
怖いモノ見たさで年始の無料の日のルーブルに行ってみたい
気がしまして.無料,というとつい心が動いてしまう...

タイトルRe^3: 1月2日の美術館 (長文)
記事No6363
投稿日: 2004/12/15(Wed) 15:23
投稿者Chun3(管理人)
まず色々とかいてしまって あとで実は、、となると Q&Aもやりづらいので、最初におうかがいさせていただきました。

> 元日から小三中一の子連れでパリ5泊です.今年は2日が
> 日曜日,美術館無料の日なんですが,どのくらい混むもの
> なのでしょう



わたしでしたら

1.混む、と想定したうえで
・もともと年末年始、お盆は 他国観光客では混む傾向がある
・日曜は混む傾向がある
・第1日曜はさらに混む傾向がある
・休館日の翌日は混む傾向がある
という 要素をかんがえ

2.絶対いきたい美術館 、できたらいきたいところ
などピックアップし、CLOSE日などを考慮し、順序を考えます。

ピカソ美よりは圧倒的にルーヴルが混むでしょうから
当然ルーヴル優先でしょうか。(見る部門にもよりますが)

どうしてもいきたいところは 朝イチにします。


3.
次に、全館をしっかりみたいのか、見たいものだけに絞るのかも重要です。
ルーヴルは全部だらだら?みていると 3時間以上はかかります。

まぁ 混雑といっても 数時間もならぶ 日本の国立美クラスの「●●特別展」とは違いますから、
朝イチでならべば あっても 多少の列かと推察します(保証はしませんが・・)


4.
ただし ここで微調整が必要です。

・1日に2館(とくにひとつが大型美術館の場合)みると、
かなり疲れます。(アタマもカラダも) ご注意ください。
・机上で予定をつめすぎるとしんどいです。

>元日から小三中一の子連れでパリ5泊です.
・これも重要ファクターです・・・

・第1希望を あとまわしにすると あとで行けなくて
なきをみることもあるので、基本的には はやいうちに アタックしておくと
悔いがないですし、再訪もできます。 注意


5.奥の手として、見たい作品だけ 夕方以降に すっと
ルーヴルで見る手も在ります。(ただし該当部門が夜間あいているか、を
ルーヴルのHPなどで検索すること。その日の観光予定によっては
相当疲れることも想定すること。カルトミュゼなどの行使日も影響。)


個人的には、
というわけで、”自分なら”ですが

1/2 日曜 様子見がてら ルーヴルに朝いち ちょろ見あたっく
午後 マレやピカソ美をゆっくり。
1/3 月 ルーヴル
1/4 火 オルセー あたっく
1/5 水 混んでいたらオルセー再。ルーヴル再見 ルーヴルは夜間開館なので 都合があえばゆっくりみる

ただ上記はいずれも 美術館を優先したスケジューリングにつき、
実際 その他の場所や体調、買い物、をいれたら ブレてくるとおもいます。

そうそう、「8月のパリの様子」 =どこも長蛇・・・ などが 参考になるかもしれませんね
「シーズン」や 新・アンケート掲示板などで参考にどうぞ。

タイトルRe^4: 1月2日の美術館 (感謝)
記事No6365
投稿日: 2004/12/15(Wed) 19:35
投稿者夕暮れの鐘
親切なアドバイスをありがとうございます.


> ・もともと年末年始、お盆は 他国観光客では混む傾向がある
> ・日曜は混む傾向がある
> ・第1日曜はさらに混む傾向がある
> ・休館日の翌日は混む傾向がある

今年の年始はルーブルとオルセーに行くにはつらい
曜日配列ですね.

> ・1日に2館(とくにひとつが大型美術館の場合)みると、
> かなり疲れます。(アタマもカラダも) ご注意ください。

これも1/2にどこか一つ美術館に行っておいた方がいいかなと
思った理由の一つでした.


> >元日から小三中一の子連れでパリ5泊です.
> ・これも重要ファクターです・・・

子供が何にどのくらい興味を持つかがなかなか読めないのが
難しい.親としては見せたいところ,行きたいところはいろいろ
あるのですが,結局記憶に残るのはなんでもない場所でのちょっと
した出来事だったりして.

> 基本的には はやいうちに アタックしておくと
> 悔いがないですし、再訪もできます。 注意

はい.早い内にどうしても,というとこだけ行って
物足りなかったり状況がよくなったらもう一回行く,
というのは良い作戦ですね.
日曜日取りあえず朝一ルーブルいってみてうんざりするような
混雑だったら出てきて月曜日なり水曜夜なりに再チャレンジ,
でいきます.1/3から1/5はカルトミュゼの3日券を買って
臨機応変で行こうと思います.4日か5日にベルサイユにも
行きたいし.ホテルはサンミッシェル駅すぐ東なので,ホテルで
一休みして夕方にオルセーに行く,とか割と簡単に出来ますし.

> そうそう、「8月のパリの様子」 =どこも長蛇・・・ などが 参考になるかもしれませんね

年末年始のとこは見たんですが,夏の混雑期の方は見てませんで
した.見てみます.


> ・机上で予定をつめすぎるとしんどいです。

こうなりかかってましたね.アドバイス感謝します.

タイトル小三中一の美術体験(長文)
記事No6367
投稿日: 2004/12/15(Wed) 21:54
投稿者chun3(管理人)   <chun_chun_chun@yahoo.co.jp>

>
> > >元日から小三中一の子連れでパリ5泊です.
> > ・これも重要ファクターです・・・
>
> 子供が何にどのくらい興味を持つかがなかなか読めないのが
> 難しい.親としては見せたいところ,行きたいところはいろいろ
> あるのですが,結局記憶に残るのはなんでもない場所でのちょっと
> した出来事だったりして.
>

逸脱したら すみませんが、
ちょうど わたし小3、二人の兄やんが 小4、中1のとき
アメリカにて夏休み1ヶ月ほど物見させてもらったことがあります。

女の子ということもありましたが
メトロポリタンやスミソニアンなど、ワタシに一番影響が大きかったようです。

ただし兄どもも、相当に記憶をもっていますし、
その後考え方や感じ方にも、大きな影響をあたえたようです。
(兄どもの一番おきにいりは、当然スミソニアンの航空宇宙博物館とNASA)

パリでいえば
郊外、メトロでいきやすいところに ル・ブールジュ(ブールジェ)航空宇宙博物館(空港だ)
http://www.mae.org/collec.htm
もあります(コンコルドもあるぞー 1/1やすみ。7euro)ので、男の子ならこういった施設や
ルーヴルの彫像、エジプト美術などのダイナミックな部門をいれるのも手かもしれません。


お気に入りの一品、は 子それぞれに違いましたが、
知識はなくても 彫像や絵画のパワーはすごいものがありました。

本物をみせる、ということもですが、こういう教育・文化施設(?っていうのでしょうか)に
まだ日本であまり触れておられないなら、
よけい ショックは大きく、その後開眼したり、人生における転機となる可能性があります。

展示や建物自体、人々の絵の見方も日本と違いましたので、たいそう楽しかったです。
売店ひとつでも 当時の日本とかけはなれた充実度でしたので、楽しかったです。


あと、自宅にカレンダーであった絵の本物、教科書の絵の本物、っていうのもやはりパンチききました。
帰ってきてからも、眺めるといろいろ思い出されますし、親子で
「これ見たねぇ 印刷よりもっと明るい色やねぇ」など 
共通の話題にもなりました。


興味をもたせる、ではなく、本物をみせる、世間・世界はこういうものに敬意を払っている、ということだけでも
十分わかるとおもいます。

いまでも いくつかの絵と、見たときの感覚が、脳裏に焼きついたように覚えていますよ
へたな知識がない分、ストレートに見ることができたのかもしれません。

また、親は 現場でそれぞれに喜ぶわたしたちをみて、それぞれの嗜好や興味に、気づいたそうです。
普段の生活では、なかなか わかりにくいものですよね。


あとフランスは文化施設の子供むけプログラムもさかんで
もし時間帯があえば、そういったものに参加してみるのも手だとおもいます。

クリュニー中世美術館はことに学芸員が熱心で
日本語のワークショップもありました(いまはサイトでみると
日本語のはみあたらないですが。。)
http://www.musee-moyenage.fr/homes/esp_activite_jeune.htm

中世博物館
http://france-tourisme.net/p-sight-musee-list05.htm
http://www.musee-moyenage.fr
で 小さい子がが 柱像の絵をかいたり、触ったりしているのをみると
とても楽しそうでした。
ことばが通じなくても 模倣してかく体験タイプもあり、楽しそうでいれてほしいぐらいでした。

プログラムを積極的にOPENしている美術館はたいてい熱心なので
事前にメールなどで質問してもいいと思います。

またパリ観光局のサイトにも子供専門のページもあります。

子供プログラムというのはことばが自由でないものにとっても
非常におもしろそうで、
ルーヴル、ヴェルサイユ、南仏のピカソ美でも
「この絵の人は怒ってみえる?なんで?」 とかなんだか楽しそうな内容でした。

子供だから分からないというもんではけしてないので
機会があるのであれば、与えてあげてください。
あとは、当人のどこかに必ず種はもぐりこみます。安心してください。

タイトル本物の力
記事No6370
投稿日: 2004/12/16(Thu) 09:04
投稿者夕暮れの鐘   <denticulopsis@yahoo.co.jp>
励まして頂いて感謝です.
パリに5泊のあとEurostarでロンドン行って3泊して
大英博物館と自然史博物館へ行く,という予定です.
夫婦ともフランス語全然ダメなので,パリでは
説明読めなくても大丈夫な美術館を中心に,という
ような感じです.あとキリスト教の雰囲気とか影響の
大きさ,みたいなモンを教会へ行って実感できればと思って
おります.

本物の力,というのは絶対あると思うんで,
子供の中に何か残ってくれれば,と思います.
子供プログラムも調べてみたいと思います.

タイトル我が家の場合(長文)
記事No6403
投稿日: 2004/12/20(Mon) 00:21
投稿者mrs_snape
ご参考になるか分かりませんが……息子ふたりを連れて昨年8月(中1と小3)と今年7月(中2と小4)にパリを訪れました。昨年はベルサイユ宮殿とノートルダム(ロンドンでは大英博物館も)、今年はルーブル美術館、エッフェル塔、アンバリッド(ほんの少し)を(電車に乗ってシャルトルも)見ました。

どこもとても混んでいて、ゆったり見られる状況ではありませんでしたが、子供たちの集中力が続く程度にササッと見るようにしました。大人としてはもっとじっくり見たかったのですが、いくら本物でも興味がないものを見せられるのは苦痛でしょうから。おかげでどこも楽しい思い出でいっぱいになりました。

長男は美術や歴史にほとんど興味がないので、美術館・教会・宮殿などにあまり感動しなかったようなのですが、映画や物語が大好きな次男は、『三銃士』『レ・ミゼラブル』『ナポレオン』などの舞台になった場所を実際に見られて大感動していました。また、ルーブルではひとつひとつの絵の大きさに驚き、キリスト受難を描いた絵の残酷さに怒って目をそむけ、裸婦像を見て「セクシーポーズだ!」と笑いころげ、あちこちで「これ何しているの〜」と指をさし……と、美術に造詣の深い方々が見たら大ヒンシュクを買いそうですが、おおいに楽しんでいたようです。ずっと後になってから、旅行の写真を見ながら、「あれ、みんなホンモノの絵だったんだよね〜。もっとよく見ればよかったなぁ」とため息をつていました。「疲れた」と駄々をこねてミロのビーナスを見ずに出てしまったのですが、「やっぱり見りゃよかった」と悔しがっています。

美術品にはあまり感動しなかった長男も、あとで尋ねたら、個々の美術品を楽しんだというより、建造物の風格や所蔵品の規模やそれを目当てに集まってくる世界各国の観光客の姿が印象深かったそうです。

というわけで、我が家の場合ですが……親としては、わざわざヨーロッパまで来たのだから、できるだけたくさんのことを吸収してほしいと思ってしまいがちですが、子どもは子供で自分で選んで吸収しているようですから、無理のないスケジュールでゆったり楽しく過ごせるようにするのが、楽しく意義深い家族旅行のコツのようです。

タイトルRe: 我が家の場合
記事No6416
投稿日: 2004/12/21(Tue) 23:18
投稿者夕暮れの鐘
ありがとうございます.

先週末図書館から「まんが西洋美術史」というのを借り出して
来ました.予習のつもりなんですが,二人ともまだ読んでません.
美術館への道は遠い...まあ二人ともナポレオンとかマリー
アントワネットとかは知ってるようだし,上の子はハムラビ法典
見たいとか言ってるしなんとかなるかな,と.

おっしゃって頂いたように無理はしないように行ってきたいと
思います.

タイトルRe^2: 我が家の場合
記事No6421
投稿日: 2004/12/22(Wed) 12:57
投稿者アッパチ4   <kawaguchi-family@oregano.ocn.ne.jp>
小5(息子体育会系),中2(娘歴史大好き)の子連れでウフィツ、2年後に中一、高2の子連れでルーブルへ行きました。退屈させずに見学させるポイントは、イヤホンガイドの利用です。ルーブル、オルセーには日本語のイヤホンガイド(有料)があります。全然美術に興味ない息子もガイドを聞きながら5時間くらいは美術館を見て回りました。機械操作も面白いらしく、結構退屈せず過ごせますので、おすすめです。中2の娘は1回目の旅がきっかけで西洋美術大好きになり、2回目のルーブル訪問になりました。